簡単ホームページ診断

簡単ホームページ診断
Webサイトは制作して終わりではありません。内容を見直したり、コンテンツ等を最新化したりと定期的なメンテナンスが必要になります。また訪問者を増やすためのSEO対策の実施、コンバージョン率向上のための施策、運用成績のモニタリングなども大事なことです。

Webサイトの運用に慣れていないと、実際にどのような施策や見直しをすればいいのかわからないかと思います。

そこで以下のような簡単にできるWebサイトの自己チェック項目を用意しました。Webサイトが効果的に運用されているか、具体的にどのような改善をするべきか、リニューアルを検討しているけれど本当に必要かなど、初心者の方にもわかりやすく解説していますので、確認していきましょう。

【診断】Webサイトの簡単自己チェックシート

マーケティング

デザイン

SEO

チェックを入れた項目がサイトを改善すべきポイントです。
特に気になる点は、該当する対策を確認しWebサイトのリニューアルを検討する判断材料にしましょう。

【対策】不安、不満のある項目についてピンポイントに改善

不安、不満のある項目についてピンポイントに改善

診断内容はいかがでしたか。診断内容で特に気になる部分を以下で詳しく見ていきましょう。

マーケティングについての改善

ビジネス環境の変化とともに、事業の方向性を変えるのはよくあることですが、Webサイトも時代の変化にあわせて常に変化させていくものです。

「Webサイトを構築したときに設定した目標からズレてきた」「売り込みたいターゲット層が変わってきた」というような場合には、事業環境に合わせてWebサイトを見直すタイミングといえます。

Webサイトは顧客サービスの一つの要素に過ぎません。提供サービス全体を見直して利用者満足を高めていくためにはゼロベースでの見直しも検討していきましょう。

デザインについての改善

デザインについての改善
デザイン面の改善についてはポイントが3つあります。
  • 流行遅れのデザインではないか
  • ユーザー目線で使いやすいサイトになっているか
  • スマホでの表示に対応している

Webデザインにも流行がある

ファッションやエンタメ同様に、Webサイトにも用いられるカラーやデザインにトレンドがあります。例えば、少し前にはグラデーションや影を多用しないフラットデザインのWebサイトが数多く作られていましたが、近頃は2Dイラストを3D化させたようなものが人気、といった具合です。
Webサイトは看板であり、訪問者の玄関口。運営しているWebサイトが少しでもダサい、野暮ったいと感じる場合は、リニューアルの良いきっかけになります。
最新のトレンドを取り入れたWebサイトを運営しているだけで、他社との差別化につながるケースもあるので、自分ではどのように改善すればいいかわからない場合も、一度制作会社に相談するのがいいでしょう。

ユーザ目線で使いやすいサイトを目指す

デザインにおいて最新トレンドはもちろん重要ですが、業種によっては最新技術を駆使したおしゃれで華々しいデザインがふさわしくない場合もあるでしょう。企業の信頼性を高めるためにも、目的に合ったデザインやカラーを取り入れることが大切です。

特に陥りがちなのが、見栄えの良さを重視するあまり、使いにくいサイトになってしまうこと。文字の大きさや、ボタンの配置、誘導するページの構成など、細やかな部分が訪問ユーザー目線で使いやすいWebサイトになっているかという点を確認しましょう。
また長く運用しているWebサイトは、その分情報が多く溜まっていることが考えられます。豊富なコンテンツはサイトの質を高めますが、ただ雑多につぎはぎで配置しているだけでは、効果を発揮できずかえって使いにくさの原因となってしまうことも。
ユーザインターフェースは常に新しい技術が開発されているため「Webサイトを使いやすくして欲しい」という声が多い場合は、リニューアルを検討し一度コンテンツやデザインを見直すのもいいですね。

UI・UXについて

スマホ対応は絶対条件!対応していない場合は要リニューアル

ユーザー目線のWebサイトにおいて、必要不可欠になるのがレスポンシブデザインです。近年はパソコンよりもスマホでのWebサイト閲覧者が増えています。マルチデバイスに対応していないWebサイトは、使いにくくユーザーが離れてしまうのはもちろんのこと、後述するGoogleの検索エンジンでの評価が低くなり、上位表示が難しくなるというデメリットも。
スマホやタブレットでWebサイトを開いてみて、表示が崩れる、文字が読みにくくなる、画像のサイズが大きすぎたり小さすぎたりするなどおかしな箇所があれば、即リニューアルすることをお勧めします。

レスポンシブデザインについて

SEO対策について

SEO対策について
SEO対策はWebサイトをより多くの人に見てもらうために欠かせないものです。そもそもGoogleなどの検索で上位に表示されるための順位付けは、掲載するコンテンツの充実度や、情報の信頼性など様々な要素で評価されています。先ほど説明した、「スマホへのレスポンシブ化」も評価される基準の一つです。
その中でも最低限抑えておきたいポイントは以下の3つです。
  • サイトスピード
  • 更新頻度と最新の情報の掲載
  • セキュリティ対策

SEO対策について

重い場合は注意!サイトスピードは検索順位に大きく影響する

重い場合は注意!サイトスピードは検索順位に大きく影響する
Webサイトを閲覧する際に、画像がなかなか表示されずイライラした経験は誰しもあるでしょう。ページの表示速度が遅いと利用者の利便性を大きく下げ、場合によっては閲覧ページから離脱されてしまうというのは、想像に難くないです。

さらに、Googleでは検索順位を決める評価基準の一つにサイトスピードを挙げています

(参考:Googleが掲げる10の事実)。

遅いとその分評価が下がり検索順位も低くなるため、そもそも検索からの流入が減ってしまうのです。

サイトスピード改善のためには、まずはWebサイトの速度評価を測って見るのがいいでしょう。計測ツールとしておすすめなのはGoogleが提供している「Google PageSpeed Insights」
計測したいWebサイトのURLを入力するだけでサイトの表示速度を評価してくれる無料ツールです。

もし結果が芳しくない場合でも、即リニューアルが必要というわけではありません。まず「改善できる項目」を確認し、一つずつ修正しましょう。特に画像や動画はサイトスピードに及ぼす影響が大きいので、圧縮するなどの対策が必要です。
それでも改善が見込めない場合は、根本的なところから直す必要があるかもしれないので、制作会社に相談したり、リニューアルを検討するといいでしょう。

更新頻度や最新の情報掲載はサイトの評価に影響がある

Webサイトの更新頻度や、最新の情報を掲載しているかどうかという点はWebサイトの評価につながってきます。
しかし運営が小規模であったり、ノウハウを持つ担当者が少ないと、人員的に運用が難しいケースも多いです。そのような場合は、更新を代行してくれる制作会社に制作後の運用を任せたり、簡単に更新が可能なシステムのついたWebサイトを制作している制作会社を選ぶのがいいでしょう。

セキュリティ対策はSEO対策以外でも重要!SSL化していない場合はすぐにリニューアルを

SSL化していない場合はすぐにリニューアルを
Webサイトを構築・運用していく際にセキュリティ対策は必要不可欠な要素です。特に、SSL化に対応していない場合は即リニューアルの検討をおすすめします。

セキュリティ対策を高めて安全・安心なWebサイトを提供することは運用側の責任です。セキュリティ事案が発生すれば、大きな被害を被ることにもなりかねません。

そのような被害が出る前に、自分の運営しているWebサイトをセキュリティチェックツール等を利用して診断してみると良いでしょう。

例えば、IPA(情報処理推進機構)が提供する「ウェブサイトの攻撃兆候検出ツール iLogScanner」を利用すると、Webサイトのログを解析し、Webサイトへの攻撃痕跡を確認することができます。

IPAが提供するツール以外にも様々なツールがありますので、何か取り入れて定期的に確認するようにしましょう。

セキュリティ対策について

SEOやアクセス数について意識したことがない場合はアフターフォローの手厚い制作会社でのリニューアルがおすすめ

そもそもWebサイトのアクセス数や検索エンジンでの表示順について、意識して分析等を実施していないという場合は、まずGoogleアナリティクスやサーチコンソールなどの解析ツールの導入から始めましょう。
ただし、慣れない方が個人で運用や分析を行っていくのは大変なことです。
リニューアルをきっかけに、そのような効果測定も実施したい等の要望があれば制作会社に相談してみることをおすすめします。

Webサイトの運用効果を計測して、効果の高いWebサイトの運用を目指しましょう。

【まとめ】Webサイトをリニューアルする場合は目的を明確に

Webサイトをリニューアルする場合は目的を明確に
Webサイトのリニューアルというと、デザインやレイアウトの変更に目が行きがちです。しかし、Webサイトのそもそもの運用方針に立ち返ってふさわしいWebサイトになっているかどうかの見直しも大切。

もし、Webサイトの運用で思うような成果が出ていない場合、改めてどのようなターゲット層に向けたWebサイトを運営していく必要があるのか、何を目的としたWebサイトを運用するべきなのかなど目的や目標に立ち返ってみると良いでしょう。

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